2013年04月18日

GMTLの「SS席」問題について

ええと、先日話題にしました「ゲームミュージック トリビュートライブ」、今日からチケットの先行予約が始まったそうです。まあ、始まったこと自体は構わないんです。が、ここでひとつ納得がいかないことが起きているようなので、こちらでもちょっと取り上げておこうと思いまして。

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posted by まれいん at 23:03| Comment(4) | TrackBack(0) | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月16日

簡単にレビュー:ドラッグ・オン・ドラグーンの音楽について

ようやっとドラッグ・オン・ドラグーンのサントラを通しで聴けたので、簡単に感想などを。

いやはや、実に興味深く聴かせてもらいました。もっと早くにチェックしておくべきでした。サントラが再販されるまではかなりのプレミアがついてましたから、なかなか手が届かなかったんです。でも、プレミアがつくのも納得の内容でした。

何と言えばいいんでしょう、聴いていて感じるこの……背徳感、みたいなものは。インモラルなものに対する抑えきれない興味と、それを満足できたときの愉悦。嘘偽りなく言います。聴いていて、実に楽しかったです。
サウンドディレクターの佐野信義さんは、収録中に「歴史を冒涜しているような感覚」を感じたとインナーに記していますが、クラシックの名曲をズタズタに切り刻んで、エフェクトをかけて別の音楽として再構成するという行為は、まさに冒涜なのかもしれません。そうして生まれた音楽は、ある意味狂気の産物と言えるでしょう。あたかも死体をつなぎ合わせて創り出されたフランケンシュタインの怪物のように。ですが、狂気に満ちたストーリーを彩るには、これ以上ないくらいふさわしい楽曲です。久しぶりに、音楽を聴いてからゲーム本体をプレイしてみたいと思いました。

正直なところ、こうしてレビューを書いてはいますが、とても万人にお勧めできる作品ではありません。客観的に見れば、音楽としてはかなりむちゃくちゃです。ですが、「狂気」という触れてはいけないものに興味がある人ならば、あるいは(私のように)楽しむことができるかもしれません。これからサントラを買おうと思っている方は、iTunes Storeで試聴ができますので、一度聴いてみてから決めて下さい。お勧めは「セエレの祈 上空」か「第九章 最終」辺りです。

以上。

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2013年04月15日

レビュー:シャイニング・アークの音楽について

先ほど、「シャイニング・アーク 天使のファンディスク」に収録された全曲を通しで聴き終えたところです。印象が残ってるうちに簡単にレビューしていきたいと思います。

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posted by まれいん at 17:39| Comment(1) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月12日

ゲームミュージックのイベント2題

えーと、たしか昨日か一昨日でしたか。ひとつ大きなニュースがありました。
「JAPAN Game Music Festival 2013」というイベントが6月29、30日の2daysで開催されるということです。
公式HPはこちら
今日現在で参加が決定しているアーティストは、

・Falcom jdk BAND
・[H.]
・LivestRow Basiscape Band
・The Musicolors
・TEKARU
・ZUNTATA

という、いずれも現役世代。2日分ですから、ボリューム的にはあと2、3組の追加はありそうな感じです。
個人的には、[H.] や ZUNTATA といったライブ常連組よりも LivestRow、The Musicolors、TEKARUといったライブ歴の比較的浅い新興組がどんなパフォーマンスを見せてくれるかが楽しみです。あと、jdk がこういった複数アーティストによるライブイベントに参加するのは珍しいんではないでしょうか。ファルコムの古今の名曲からどういったところをチョイスしてくるのか、こちらも注目したいところです。

かたや、8月2、3日とこちらも2daysで開催されるのが「ゲームミュージック トリビュートライブ」。こちらはちょっと前から情報がリリースされていたのですが、ちょっと内容が地味だったので扱いを保留していました。今現在で参加が決定しているアーティストは、

・Blind Spot (ほぼS.S.T.Band)
・ゲーマデリック 
・古川もとあき
・葉山宏治 & ブラザーズ

……ううむ、大変申し訳ないのですがこちらは「過去」の世代。ゲーマデリックの復活は興味深いのですが、今はゲームミュージック以外の分野で活動している古川さんや葉山さんを引っ張り出してくるのは、少々無理があるのではないかと。「トリビュート」という意味では間違ってはいないのですが、新味に欠けるというのが率直な印象です。

音楽に過去現在による優劣をつけることは無意味だということもわかってはいます。ですが、過去を聞き尽くした立場としては、やはり新鮮味のあるJGMFの方に興味を惹かれてしまいます。まあ、開催時期が違うわけですから、両方行けばいいのですけどね(笑)。
それはともかく、どちらも2日間開催という大型のイベントです。こういう企画が通るようになったのは、ゲームミュージックが音楽ジャンルとしてそれ相応の地位を得た証左とも言えるでしょう。もっとも、コケたりしたら逆効果になってしまうので諸刃の剣ですが……まあ、そこまでコケることはまずないでしょう(笑)。
2083さんのサイトを拝見すると、今年は特にゲームミュージックのライブ(コンサート)が目白押しです。それだけゲームミュージックを好きでいてくれる人がいるのだなぁ、と思うと感慨深いものがあります。今年は、ゲームミュージックにとってひとつ節目の年になりそうです。

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posted by まれいん at 00:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする