2011年01月11日

いろいろな意味で裏切られた「EXTEND」

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

というわけで。
行ってきました、「VIDEO GAME MUSIC LIVE "EXTEND"」。
うーん……何と言いましょうか。どうせ「おっさんホイホイ」な内容なんだろうな、と思い込んでいたら、全く違う展開で面食らってしまったというか何というか、少々複雑な心境です。
セットリストや詳しいレビューは他の方に任せるとして、ここでは私見で感想を述べさせてもらいます。

特徴的だったのは、昔のスタンダードナンバーを披露する「おっさんホイホイ」的な要素が非常に少なかったこと。[H.]と(雷電シリーズのコンポーザである)佐藤豪さんのバンドがいわゆるそれに該当したわけですが、あとはゲームミュージックイベントというよりはクラブイベントと言ってもいいステージばかりでした。しかも細江慎治さんは「オペレーション・ラグナロク」のリミックスアルバムからという最新のナンバーで、マイルストーンの「k.h.d.n.」は「ラジルギ」や「カラス」といった最近の作品からのチョイス。そしてかのZUNTATAでさえ(失礼)、過去の名曲には一切手をつけずに「スペースインベーダー インフィニットジーン」を中心とした「今のZUNTATA」の作品でクラブミックスをして見せたくらいですから(これにはかなり驚きました、後述)。いわゆる古き良きゲームミュージックを愛する「おっさん」世代にとっては、いささかついて行きにくいステージが多かったと言わざるを得ませんでした。

さて、ここで再び浮かび上がってくるのが、「ゲームミュージックのイベントは今後どうあるべきか」という問題です。
この記事を書くにあたって悩んでしまったのは、今回の「EXTEND」に対して私の中で「おっさんホイホイ」的な要素を多分に期待していた部分があったことに気づいたからです。結果としてその期待は裏切られたのですが、これはいいことなのか悪いことなのか、自分の中で未だに整理がつきません。

過去の名曲をバンドで演奏するならば、30〜50代前後の固定ファンを満足させることができる。でも、それだとその世代より若い世代がついていけなくなる。その点、(オリジナルであれリミックスであれ)クラブミュージックに近いパフォーマンスをすれば、10〜20代の人たちでも音楽として楽しむことができる。ただし、その場合は逆にクラブに慣れていない「おっさん」たちが戸惑うことになる。

やはり、前々から言っているとおりにライブではバンド系とクラブ系を分けるべきなんでしょうね。今回はクラブ系寄りだったので、いっそそれだけに特化した内容にした方が、混乱も少なくてよかったんではないかと思います。

それにしても、今回のZUNTATAには驚かされました。パフォーマンスのクオリティとしては若干問題があったものの、人気絶頂であった過去のZUNTATA作品には一切触れず、「小塩・土屋体制」になってからの作品だけで勝負することによって、ZUNTATAの新生をアピールしてみせたのです。昔のナンバーを演奏すれば当然受けが取れることを承知の上で行なったのでしょうから、潔いチャレンジであったと思います。もっとも、演奏終了後に自発的なアンコールが起こらなかったなど、観客の反応は(戸惑いを含めて)かなり微妙なものでしたが……。新生ZUNTATAが認知されるには、まだ時間が必要なようです。

なお、気になっていた観客数についてですが、ざっと見たところでは400人いたかどうか、という感じでした。
これを多いと見るか少ないと見るかは難しいところですが、階段や左右スペースにフェンスを立てて立ち入り制限していたことから見ても、会場を満員にできる数ではなかったようです。興行的に成功したかどうかは……どうなんでしょうねぇ。
posted by まれいん at 17:58| Comment(0) | TrackBack(1) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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