ほほぉ……。
「ダライアスオリジナル音源を基盤新録音含むデジタルリマスタリングで収録!」
「アーケードゲームの歴史に残る名作『ダライアス』シリーズの音楽を集結させたCD-BOXがついに登場!」
「作曲者であるOGR(ZUNTATA)の全面プロデュースによりついに実現!」
「オリジナル音源にこだわり、アレンジバージョンを一切排除!」
だそうです。
ここにきてオリジナル音源にこうまでこだわるのは、「記録」としての意味合いなんでしょうかね。
このBOXに興味を示すような方々は、すでに4作とも何らかの形でサントラを持っている人ばかりだと思います。それでも改めて買いたいと思わせるために、純粋オリジナル音源のみによる「完璧な記録」という形を取ることにしたのではないかと。まあ、悪いことではないとは思いますが。
それにしても、タイトーの音楽商売もいよいよ手札が尽きてきたという感じですね。
シューティングゲームメーカーとして名を馳せたタイトーの一番の大看板がダライアスであり、そのダライアスを音楽面で有名にしたのがZUNTATAの大看板であるOGRさんなわけです。そのダライアスをとうとうこういう形で持ち出したということは、それこそ在庫一掃処分に近いものがあるんではないかと。
裏を返せば、在庫を潤すだけのタイトルがタイトーからリリースされていないという事実が図らずも浮き彫りになったわけで……複雑ですね。
で、気になるお値段ですが。
特典DVD付きの5枚組、特製アイテム付きの限定生産品で12,800円だそうです。高っ!
12,800円って・・・高いですよねエ。
どれも以前サントラ化されていて,全てが極端に古い,というわけでもないですから。
リマスタリングして音が良く感じられるのは,IIだけではないでしょうか。ダライアスはサイトロンの名盤シリーズでリバーブ等を排除した原音録音をしてますし(ただ一部問題もありましたが),あとの外伝とGはサンプリングがキモの作品ですから,原音でも音質に差はなさそうですし。
となるとマニアに訴求するのは特典のみかと・・・。
オリジナル音源収録+特典というだけでマニアにこれだけの金額を出させるというのは……言葉は悪いですが、足下を見られている気がして、あまり愉快ではありません。
まあ、特典の中身がはっきりしない段階でここまで言うのは良くないのかもしれませんが。
今後の情報に注目したいと思います。
外伝のプロモドラマにOGR氏のインタビューにボールペンに外伝のスゴ腕プレイにレコード盤ミニチュアですか・・・。
えっと,今回の企画は勇気をもって購入辞退させていただきます。
CD作品としてきちんと発売され,それを持っている身としては,購入するかどうかは特典にかかっていたわけですが,プロモはLDありますし,過去を振り返ってのインタビューはアルカディアにも掲載されていますし,ボールペンとミニチュアは要りませんし,外伝の攻略映像も今や懐かしいだけですし・・・。
同じノスタルジーなら,未CD化作品集をとっとと出して欲しいというのが正直なところですねェ。
ゲームミュージックのBOXというよりは、ダライアスファンのための「記念品」といった雰囲気が強そうですね。ダライアスシリーズに強い思い入れのある人なら、かなりそそられる内容になっているのではないでしょうか。
そういうことならそれもありだと思いますが、私はさほど思い入れがあるわけでもないし、特典その他にもそれほど惹かれなかったので、いっきさんと同じく購入は見送るつもりです。
リマスタリングされたCDも気になりますけど、音楽だけに期待するには、やっぱりちょっとお高いかと。
……このクオリティで「RAY」シリーズのBOXとか出されたら、親を質に入れてでも買っちゃうところなんですけどね(笑)
正直、RAYでこーゆーベクトルの企画を出されても、自分は食いつく気がしねえっつーか。3部作の設定なんて、サウンド側だけでも木に竹を接いだ上に草生やしてるよーな有様だし、開発側との設定の食い違いもありますし。そもそもTAMAYOさんの性格上、“ネタバラシ”はトーテーやりそーにない(苦笑)。
私もあのボールペンを見たときはさすがに脱力しましたけど(苦笑)、それでもこのBOXを楽しみにしている人たちもいるのでしょうから、あまり強く批判するのはやめておきましょう。
それと、仮にRAYシリーズでこういった企画があったとしても、元々はCD-BOXという存在なわけですから、設定云々といったレベルまで期待すべきではないと思います。そもそもダライアスにしても、首尾一貫した設定があるわけでもないですし。あくまでファンアイテムというレベルで楽しむべきでしょう。
まあ、TAMAYOさんが多くを語らないであろうことは想像がつきますが……(苦笑)
でも、レイフォースが基板直録りのリマスタリング盤になったら、ちょっと欲しいと思いません?