詳細は明日(もう今日か)にでも。
知ってるタイトルが少なかったので、正直言ってどこまで楽しめるか自信がなかったんですが……いやいや、思った以上に楽しませてもらいました。やっぱり行ってよかったです。
まずは速報らしく、演奏された曲目から。
−第1部−
1.「METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY-」より "MAIN THEME"
2.落ちものゲームメドレー
3.ポポロクロイス物語
4.MOTHERメドレー
5.「アウトラン」より "SPLASH WAVE"
6.「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」より "BEYOND THE BOUNDS"
7.イース
−第2部−
1.「ロマンシング サガ 〜ミンストレルソング〜」より "オーバーチュア〜オープニングタイトル"
2.「モンスターハンター」より "英雄の証"
3.ICO -You Were There-
4.ナムコ アーケードメドレー
5.ゼルダの伝説メドレー 2006
−アンコール−
・ファイナルファンタジーのテーマ?(正確な曲名知らないんです、ごめんなさい)
・大乱闘スマッシュブラザーズX
("BEYOND THE BOUNDS" とICOはボーカル曲でした)
ご覧のとおり、「あっちの端」から「こっちの端」まで、非常に幅の広い内容となりました。全部プレイして聴いたことがあるという人はほとんどいなかったんじゃないでしょうか。実際、私もこのうち原曲を聴いたことがあるのは半分弱しかありませんでした。
ちなみに観客は20代〜30代がメイン。どちらかといえば若い人が多かった気がします。ナムコアーケードメドレーなんか難しかったでしょうね。めちゃめちゃ濃かったですから。
ただ、今回のコンサートに関して言えば「原曲を知っている」ということはあまり意味がなかったのかもしれません。
ゲームミュージックのライブやコンサートは、演奏される曲目の原曲をある程度知っていて、その曲のライブバージョンを生で聴いて「おお、あの曲がこんな風に」と感嘆するのがひとつの醍醐味である、と思っていました。
ですが、少なくとも私が感じた限り、今回のコンサートにおいては原曲など知らなくても全ての曲を充分に楽しむことができたのです。MOTHERもロマサガもモンスターハンターも全くプレイしたこともなければ楽曲も聴いたことがないのに、「ああ、いい曲だ」と素直に感じ入ることができたのは、自分でもけっこう不思議でした。
もちろん、「選曲がいいから」「アレンジがいいから」「演奏が素晴らしかったから」等々、音楽として楽しめる要素が満載であったからというのがその理由なのでしょう。ですが、私はそれらの理由を超えて「ああ、ゲームミュージックってやっぱりいいなぁ」と思ってしまったのです。
もしかすると、今日演奏された曲目には共通する何か、ゲームミュージックという音楽ジャンルを象徴する何かがあったからなのかもしれません。
ともあれ、非常に楽しませてもらいました。
それが音楽として楽しめたからなのか、ゲームミュージックとして楽しんだからなのか、その境界は今のところはっきりとはしていません。
主催メンバーのひとりである植松さんが「風物詩となるように毎年こういったコンサートを開いていきたい」と言っていましたが、もしもこういったバラエティに富んだゲームミュージックコンサートが今後も開催されていくとしたら、いつかはゲームミュージックという音楽ジャンルの本質のようなものがその中で浮かび上がってくるのかもしれません。
とまあ、そんな夢想を描きつつ、とりあえずこの辺で。
次の記事では、コンサートの詳細について書……けるといいなぁ(汗)