オールスタンディングで定員300名といわれる会場は立錐の余地もないほどの盛況ぶり。
おかげさまで堪能させて頂きましたが、ちょっと不安要素も感じられる内容でした。
セットリストについてはわかる範囲でメモしておいたのですが、大阪公演のネタバレになるかもしれませんので、あえて今現在では書かないことにしておきます。
端的に言ってしまうと、並木晃一さんがMCで放った一言、
「どーだ、まいったか! おっさんホイホイだろ!!」
に集約されるかと思われます。
S.S.T.BAND全盛期のナンバーがこれでもかと演奏され、会場は興奮の渦に(ちょっと言い過ぎ?)。
確信犯的に1990年の日本青年館ライブと全く同じアレンジで弾かれたりした日には、まさにおっさんホイホイ。
オーディエンスはざっと見て30代〜40代の男性が約9割を占めてましたから、そのホイホイ効果たるや絶大なるものがありました。正直、大変楽しかったです。お腹いっぱい満足させてもらいました。
さて、そういう点においては今回のライブは大成功と言えるのですが……終わってみると、ちょっと心配なところもありました。
はたして、Blind Spotはいつまでこの路線で行くつもりなんでしょう?
おっさんホイホイ的なニーズはこれからもあるでしょうからそれはそれでいいんですが、それだけだと飽きられるのも早いんではないかな、と思うわけです。
ひとつだけネタバレしておくと、今回の東京公演で『BLIND SPOT』(アルバムの方です)からは一曲も演奏されませんでした。せっかく名にし負うバンドであるのですから、そういうオリジナル路線を探る動きもあっていいんじゃないかと思うんですが、どうでしょう。
まあ、“ほぼS.S.T.BAND”として活動を始めたばかりですから、今からそんな心配をすることもないのかもしれませんが、少し気になったもので。
何はともあれ、懐かしの名曲で素敵な時間を過ごさせてもらえたことには心から感謝したいと思います。
……レポートになってないな、こりゃ(苦笑)
おっさんホイホイに引っかかった40歳手前の一人です(笑)
SEGAの体感ゲームを中心にかなりゲームミュージックを聴き込んだクチですが、S.S.Tを生で見るのは初だったので、メッチャ感動しました。
まれいんさんの心配されている点は僕も思いました。
継続していくには新曲増やすとかしないとちょっとキビシイかもしれないですねー。
今回のステージは過去にやったことのある曲だけだったと思いますが、新曲増やすことって可能なのかな・・・。(もちろんオリジナルは除いて)
Galaxy Forceの全曲メドレーとかきたら卒倒しそうなんですけど(笑)
あとはプロモーションですかね。いろいろと事情がありそうなので難しそうですけど・・・。
今回はとりあえず「S.S.Tのコピーバンド」という位置付けみたいですけど、せっかくなのでSEGAの公認もらってちゃんと活動してほしいですよねー。
はじめまして。コメントありがとうございました。
いやほんと、いいライブでしたよね。
SEGA公認の件については、光吉さんが参加できなかったこと、「S.S.T.BAND」を名乗れなかったことを考えると、難しい事情があるのかもしれません。
現在の「S.S.Tのコピーバンド」という位置付けは全くそのとおりで、そこからどれだけ発展していけるのかが今後注目されるところだと思います。
でも、ギャラクシーフォースの全曲メドレーなんかはぜひ聴いてみたいですね(笑)