ひとつは、菊田裕樹さんが音楽を手がけた「シャイニング・アーク」について。
もうひとつは、1月29日発売の「XEVIOUS 30TH ANNIVERSARY TRIBUTE」についてです。
「シャイニング・アーク」はPSPのRPGで、2月28日発売。で、この予約特典に「天使のファンディスク」なるものがついてくるそうで、そちらに全使用曲のサントラが収録されるのだとか。公式サイトでいくつかの曲が試聴できるのですが、これがなかなかいいんです。メインテーマとか聴くと、いかにも菊田さんっぽくて、好みです。ファンとしてはぜひ押さえておきたいと思わせるものがあります。
……が、先に書いたとおり、これはゲームの予約特典。ゲームごと買わないと手に入りません。そして、こっちで全曲集とか出されてしまうと、後にサントラCDとして単独リリースされる可能性はほぼありません。
正直なところ、今の私には腰を据えてRPGをプレイする時間がないので、せめて音楽だけでも楽しみたいと思うのですが……やっぱり、予約しないと、ダメなんでしょうかね……やれやれ。
ほんとに、予約特典とか初回特典とかでサントラをつけるのは勘弁してもらいたいですね。メーカーさんとしては「売れればよかろうなのだァ」なんでしょうけど、ゲームミュージックファンとしてはけっこう痛い出費です。まあ、今回は試聴させてくれただけありがたいんですが。
この辺の愚痴は昔書いたこともあるので、ここではもうやめておきましょう。
さて、もうひとつのネタ。「XEVIOUS 30TH ANNIVERSARY TRIBUTE」 なるものが iTunes Store でリリースされるそうで、その試聴デモがYouTubeで公開されています。
もう30年たちましたか……(遠い目) ま、それはともかく。
この試聴デモ、1分44秒の間に14曲分も詰め込まれているので、どの曲もほんの触りしか聴けません。もうちょっと聴きたい、というところで次の曲へ移ってしまうもんですから、軽くストレスがたまります。まあ、その辺も"じらし"のテクニックのうちなんでしょうけど。
全体の印象としては、なるほどトリビュート・アルバムだな、という内容になってます。ゼビウスのアレンジというよりかは、各コンポーザーさんがゼビウスのイメージを音楽にしたような、そんな感じの楽曲が揃っています。私らの世代だとゼビウスのアレンジといえば細野晴臣さんの「SUPER XEVIOUS」が真っ先に頭に浮かびますが、ああいったノリを期待すると面食らうことになりますので要注意です。ゼビウスの世界観をどれだけ楽しめるかによって、このアルバムの評価は分かれることになるでしょう。
私ですか? ええ、せっかくですから買わせて頂こうと思ってます。興味はありますから。時間があれば感想くらいは書くかもしれません。
といったところで、ネタ2題でした。