先日の「Player」のゲームミュージック特集の中で「“もはやCDの時代じゃない”と思っている」と発言していた糸井さん。
こういう形で有言実行されると、その言葉にも納得するしかありません。
もっとも、人気タイトルゆえの安定感があったから踏み切れた、という側面もありそうですが。
一方、こちらは古参ゲーマーには懐かしいメサイヤ作品のサントラの配信が始まったというお話(GMM 〜ゲームミュージックマニア〜さんより)。
個人的には「重装機兵レイノス」の初アルバム化に狂喜乱舞しております。懐かしさ云々を抜きにしても、その渋さは色あせていませんね。サントラCDとしてのリリースは全く期待できなかっただけに、実にありがたいことです。
……やっぱり、ゲームミュージックは今後CDという形にはこだわらない方がいいのかもしれませんね。
CDとして所有する満足感も捨て切れませんけど、形はともかく楽曲として手元に置いて聴くことができなければ本末転倒です。
採算という壁の下で朽ち果てるよりは、何らかの形で日の目を見せてやる方が、幸せになれる人が多いのではないでしょうか。
「名を捨て実を取る」決断をする時期が、そろそろ近づいているような気がしています。
ネット配信の恩恵は、プレミアムが出ている
サントラにも有って欲しいと思っております。
東京某所の中古サントラ扱い店に良く行きますが
昔聞きたかったGMサントラが〜千円とかあると
一寸凹みますね。ネット配信なら売り切れも無
いでしょうし。やはり、データ化されたものが
主流になるでしょうか。
そうなりますと、初回特典でサントラ付ける
より、ネット配信で音楽を貰える使い捨て
ID付きゲームとか出ても良いかなぁと思ったり
もしますが、交換ソフトで配布されたりで
難しいかもしれませんね。
プレミアがついたサントラと言えば、最近「シルエットミラージュ」のサントラが再版されましたね。
某オークションでは千円単位を超えた額で取引されていたと聞きますので、欲しかった人には朗報でしょう。
入手困難なサントラが再版されるのはうれしいことですが、絶版だったりプレミアがついたりサントラを復刻するのに、ネット配信という手段はリスクが少なくて良いのではと思います。
シルエットミラージュは高いプレミアがついたからこそ(その分需要が見込めるから)再版されたのでしょうけど、そうではない絶版ものとかをCDで復刻するのは容易なことではないでしょうから。
絶版ものの復刻はタイトーがiTunes Storeで少しずつ行なっているので、成功してほしいものです。
サントラをダウンロードできるIDをゲームに同梱、というのは良いアイデアですね。
無料でダウンロードできる期間を限定しておけば、初回特典と同等の効果が期待できるかもしれません。
期間が過ぎたら有料にして一般に開放すれば、後でサントラが欲しくなった人でも購入することができる、と。うん、いいですね(笑)
データとして配信する以上、違法にコピーされてしまったりするリスクはありますけど、まあそれを言ってはCDをリッピングしたものでも変わりませんから、その辺は目をつぶってもらいたいものです。