「JAPAN Game Music Festival 2013」というイベントが6月29、30日の2daysで開催されるということです。
公式HPはこちら。
今日現在で参加が決定しているアーティストは、
・Falcom jdk BAND
・[H.]
・LivestRow Basiscape Band
・The Musicolors
・TEKARU
・ZUNTATA
という、いずれも現役世代。2日分ですから、ボリューム的にはあと2、3組の追加はありそうな感じです。
個人的には、[H.] や ZUNTATA といったライブ常連組よりも LivestRow、The Musicolors、TEKARUといったライブ歴の比較的浅い新興組がどんなパフォーマンスを見せてくれるかが楽しみです。あと、jdk がこういった複数アーティストによるライブイベントに参加するのは珍しいんではないでしょうか。ファルコムの古今の名曲からどういったところをチョイスしてくるのか、こちらも注目したいところです。
かたや、8月2、3日とこちらも2daysで開催されるのが「ゲームミュージック トリビュートライブ」。こちらはちょっと前から情報がリリースされていたのですが、ちょっと内容が地味だったので扱いを保留していました。今現在で参加が決定しているアーティストは、
・Blind Spot (ほぼS.S.T.Band)
・ゲーマデリック
・古川もとあき
・葉山宏治 & ブラザーズ
……ううむ、大変申し訳ないのですがこちらは「過去」の世代。ゲーマデリックの復活は興味深いのですが、今はゲームミュージック以外の分野で活動している古川さんや葉山さんを引っ張り出してくるのは、少々無理があるのではないかと。「トリビュート」という意味では間違ってはいないのですが、新味に欠けるというのが率直な印象です。
音楽に過去現在による優劣をつけることは無意味だということもわかってはいます。ですが、過去を聞き尽くした立場としては、やはり新鮮味のあるJGMFの方に興味を惹かれてしまいます。まあ、開催時期が違うわけですから、両方行けばいいのですけどね(笑)。
それはともかく、どちらも2日間開催という大型のイベントです。こういう企画が通るようになったのは、ゲームミュージックが音楽ジャンルとしてそれ相応の地位を得た証左とも言えるでしょう。もっとも、コケたりしたら逆効果になってしまうので諸刃の剣ですが……まあ、そこまでコケることはまずないでしょう(笑)。
2083さんのサイトを拝見すると、今年は特にゲームミュージックのライブ(コンサート)が目白押しです。それだけゲームミュージックを好きでいてくれる人がいるのだなぁ、と思うと感慨深いものがあります。今年は、ゲームミュージックにとってひとつ節目の年になりそうです。
追記:JGMF、「FreQuency」が参加してくれないかな。そうすればさぞかし刺激的なイベントになるでしょうに。
コメントではお久しぶりで失礼いたします。
こんな大型フェスが2日×2回も行なわれるなんて、ゲーム音楽ファンが増えてきたんだろうなと実感します。
ただ、無くなったメーカーの埋もれた曲は、演奏、再生されないと本当に埋もれてしまうので、取り上げて、若いユーザーさんにも知ってもらう為にも、GMFと一緒に…となったら嬉しいのですが、版権的にきっとムリなんだろうなぁと思う寂しさがあります。
過去を振り返り過ぎるのもダメなんでしょうけど、昔もちょっと知って欲しいなって思うのです。
……え?
どうも、お久しぶりです。
そうですね、私なんぞはついマニアックな視点でコメントしてしまいますけど、新たにゲームミュージックのファンになった方たちにも昔の曲を知ってもらう、というのは大事なことですね。温故知新という言葉もあるわけですし。ちょっと反省しております。
>すがりさん
すみません、何か間違いがあったでしょうか。
「え」だけではちょっとわかりかねますので、具体的にご指摘頂けると幸いです。