2013年04月16日

簡単にレビュー:ドラッグ・オン・ドラグーンの音楽について

ようやっとドラッグ・オン・ドラグーンのサントラを通しで聴けたので、簡単に感想などを。

いやはや、実に興味深く聴かせてもらいました。もっと早くにチェックしておくべきでした。サントラが再販されるまではかなりのプレミアがついてましたから、なかなか手が届かなかったんです。でも、プレミアがつくのも納得の内容でした。

何と言えばいいんでしょう、聴いていて感じるこの……背徳感、みたいなものは。インモラルなものに対する抑えきれない興味と、それを満足できたときの愉悦。嘘偽りなく言います。聴いていて、実に楽しかったです。
サウンドディレクターの佐野信義さんは、収録中に「歴史を冒涜しているような感覚」を感じたとインナーに記していますが、クラシックの名曲をズタズタに切り刻んで、エフェクトをかけて別の音楽として再構成するという行為は、まさに冒涜なのかもしれません。そうして生まれた音楽は、ある意味狂気の産物と言えるでしょう。あたかも死体をつなぎ合わせて創り出されたフランケンシュタインの怪物のように。ですが、狂気に満ちたストーリーを彩るには、これ以上ないくらいふさわしい楽曲です。久しぶりに、音楽を聴いてからゲーム本体をプレイしてみたいと思いました。

正直なところ、こうしてレビューを書いてはいますが、とても万人にお勧めできる作品ではありません。客観的に見れば、音楽としてはかなりむちゃくちゃです。ですが、「狂気」という触れてはいけないものに興味がある人ならば、あるいは(私のように)楽しむことができるかもしれません。これからサントラを買おうと思っている方は、iTunes Storeで試聴ができますので、一度聴いてみてから決めて下さい。お勧めは「セエレの祈 上空」か「第九章 最終」辺りです。

以上。

posted by まれいん at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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